大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018
2018.06.29
「人間は自然に内包される」を基本理念に、2000年に第1回が始まり、以降トリエンナーレ形式で開催され、今回で7回目を迎える「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が7月29日より、51日間の日程で開催する。
本トリエンナーレは、アーティストが地域の地形、気候、植生、農業の方法、食べ物が持つ特色などを発見し、その特徴が分かる作品をつくること、その作品作りの過程で地元の人たちと交流し学ぶこと、協働すること、その作品を体感するために来訪者が地域をめぐることを主軸とした3年ごとのお祭り。
建築家とアーティストが四畳半の小空間を住居、アトリエ、ショップ、ギャラリーなどの用途をもった空間として設計し、それらが集まった「村」を出現させる展覧会「2018年の<方丈記私記>〜建築家とアーティストによる四畳半の宇宙〜」や、『方丈記』をテキストに作曲家、柴田南雄がつくった交響曲をベースにして、音楽家、小林武史が八楽章の交響詩として作曲プロデュースをした楽曲をオーケストラとシンガーたちが演奏するコンサートなどにはじまり、食をテーマにしたもの、移動手段をもアートにした展示など、多くのプロジェクトや企画展が予定されている。
ガイド付き日帰りのオフィシャルツアーなども用意されているので、ぜひ利用して展示のみならず、越後妻有の大自然も満喫したいところだ。
【開催概要】
タイトル:大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018
会期:2018年7月29日(日)ー 9月17日(月祝)
開催地:越後妻有地域(新潟県十日町市、津南市)
アート作品数:378点
参加アーティスト:44の国と地域、335組(うち29の国と地域、165が新規)