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自然崇拝の思想を背景に人物や神獣を描く宮間夕子の個展「万物ノ命名式」が有楽町で開催

2026.03.03

日本やアジアに息づく自然崇拝の感覚を手がかりに、人物や神獣、目に見えない存在の気配を描く宮間夕子。個展「万物ノ命名式」が、2026年3月4日(水)より有楽町・阪急メンズ東京7Fの+DA.YO.NE. GALLERYにて開催される。

◼︎アーティストステートメント
描かれたこの存在たち「ガミ」は目に見えない力であり、いつも私たちのそばにいる特別で身近な存在たちです。
日本やアジアに根付く自然崇拝(アニミズム)の思想や、文化、民族、神話に影響を受け、独自の世界観を探求し、その姿を形づくっています。
人の精神のどこかにある畏れ敬う心や好奇心を思い出してくれる者達でありたいと考えています。
ー宮間夕子

◼︎キュレーターコメント
作品に描かれているのは、人物や神獣、自然の気配。
けれどそれらは、モチーフとして配置されているというより、私たちと同じ空間に同時に存在している感覚に近い。
彼女の作品は、神話やアニミズムといった言葉で簡単に括れるものではない。
それは、人と見えないもの、身体と気配、現実と記憶が、まだ分断されていなかった場所へのアクセスの試みなのだ。
作品の中では強い色彩と柔らかな線が共存し、祝祭性と静けさが同時に立ち上がる。
懐かしくもあり、同時にとても現在的でもある。
重要なのは、彼女が「不思議な世界」を描いているのではなく、僕たちが普段見落としている感覚「自然との距離」「他者との関係」
「自分の内側に残っている原初的な記憶」を、絵画というフィルターを通して可視化しているという点だ。
そこには説明的な物語はない。あるのは観る側の身体が反応する余白だ。
この展示は、作品を鑑賞する場であると同時に、感覚をひらくための小さな装置でもある。
合理性やスピードに慣れきった僕たちの中に、まだ残っているはずの曖昧で非効率で、でも確かに生きている部分。
そこを静かに刺激する。
ーCurator 米原康正


【プロフィール】

宮間夕子 / YUKO MIYAMA
1987 神奈川県生まれ
2012 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科卒業

◼︎主な個展
2025 「昼夜行」石川画廊(東京)
2024 「一宙かける – ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」福岡国際センター(福岡)
2022 「ケモノと神話」ヒルトピアアートスクエア(東京)
2021 「ハレ宿る」MASATAKA CONTEMPORARY(東京)

◼︎主なグループ展
2025 「アートフェア inYOKOHAMA 宮間夕子特集」そごう横浜店(神奈川)
「WHAT CAFE EXHIBITION vol.40-NIPPON ART NOW-」WHAT CAFE(東京)
2024 「333 GALLERY × ART TAIPEI 2024」(台北)
「阪急 × Art Collectors’ アートフェア 2024」阪急うめだ本店(大阪)
2023 「ART SHOW GINZA ONBEAT × MITSUKOSHI」銀座三越(東京)
「ART SESSION」銀座 蔦屋書店(東京)

 

 

【開催概要】

タイトル:万物ノ命名式

会期:2026年3月4日(水) 〜 4月7日(火)

会場:+DA.YO.NE. GALLERY(東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急メンズ東京 7F)

時間:12:00 〜 20:00  (土日 12:00 〜 20:00, 最終日 2:00 〜 17:00)