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横浜・山下ふ頭で開催中! 現代アートの祭典「Art Squiggle Tokyo 2024」の見どころを紹介

2024.07.29

719日(金)より横浜・山下ふ頭にて開催している現代アートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024」。”Squiggle”とは直訳すると「曲がりくねった曲線」。タイトルに込められた意味は、「直線では描けない、曲がりくねった道のり」、「形が生まれるまでの、たくさんの試行錯誤」、「迷いながら歩み続ける、やわらかな思考」。作品を生み出す過程で作家たちが歩むなだらかではない道のりが目に浮かんでくるようだ。

通常、アートフェスでは完成したアートのみで作家を知ることが多いが、本アート展では彼らの思考のプロセスを様々な方法で公開していて、作家本人、そして、作品への理解がより深まる仕掛けを用意している。

Art Squiggleに参加したオーディエンス数人から見どころを聞き、まとめてみた。最後に近辺で食事や散歩を楽しめる場所も紹介。

 

若手アーティストの作品をメインに展示
知らなかったアーティストの作品を観ることができる。アートは敷居が高いと思うアート初心者の若い世代が同じ年代の作家の作品を観ることで、親近感を持ってアートに接することができる。

倉庫ならではの規模感と開放感を味わえる
天井が高く、バルーンで吊るされた写真の作品など、スケールの大きなものが効果的に展示されている。トラス構造の建築のインダストリアルな雰囲気も作品ととても相性がよい。

会場内のレイアウト等、空間の演出が個性的
作家がそれぞれの演出で作品を展示しているが、仕切りがないので美術館のような感覚で楽しめる。迷路のように構成された空間で気の向くままに作品を楽しめる。

アーティストノートを集めて自分だけのブックレットを制作できる
作家の記事や作品が掲載されたプリントの「アーティストノート」を来場者が思い思いに並べて綴じて、自分だけのブックレットを制作できる。彼らの思考、制作のプロセスを垣間見ることができ、より作家への理解が深まる取り組みだ。

会場内にライブラリー&ラウンジを併設
アートについて学んだり、考えを巡らせたり、誰かと対話をすることができるスペースを併設。嗜好の異なる複数の書店が「スクイグル」をテーマに選んだ書籍約100冊が並ぶ。

外のエリアで音楽イベントを開催
屋外のエリアでは、横浜のサンセットをバックに人気アーティストのライブを楽しめる。810日、11日にDJ、ライブイベントを開催。くわしくはこちら

会場に着くまでの道のりでワクワク感が醸成される
海を目の前にした広大な敷地にある倉庫が会場で、街の中にある施設と違い、会場に着くまでに非日常感を味わえる。

■アフターは会場から徒歩約10分の中華街と元町商店街へ
展示を観たあとは、歩いて元町中華以外へ。中華グルメはもちろんのこと、音楽好きはレコードバーや古い店舗を改装した個性的なバーなどもチェックしてみては。

 

【開催概要】

タイトルArt Squiggle Yokohama 2024 (アートスクイグルヨコハマ 2024 )

サブタイトル:やわらかな試行錯誤芸術とわたしたちを感じる 45 日間

会期2024 719日(金)~91日(日) (45 日間開催)
平日・日・祝日 11:00-20:00 (19:15 最終入場)/ 金・土 11:00-21:00 (20:15 最終入場)

会場:横浜山下ふ頭(〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町)

入場料
前売り 2,200 / 当日 2,400 / 大学生、高校生 1,500 / 横浜市⺠割 2,000 / 前売り 2,200
中学生以下無料(入場時に受付にて学生証提示)
障がい者手帳をお持ちの方と介護の方1 名は無料
前売り:来場日前日 23:59 までの購入が対象 大学生、高校生:入場時に受付にて学生証提示 横浜市⺠割:横浜市内在住の方(入場時に受付にて要証明)は一般料金より 200 円割引

チケット販売ArtSticker( https://artsticker.app/ )にて販売中

販売 URL: https://artsticker.page.link/ART_SQUIGGLE_YOKOHAMA_2024

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