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拳が壁を埋め尽くす! 原ナビィの個展「素手喧嘩(すてごろ)」が、8月7日より表参道で開催

2025.07.29

漫画的表現と印象的な色使いで暴力や怒りを普遍的に描くアーティスト、原ナビィの個展「素手喧嘩(すてごろ)」が、2025年8月7日(木)よりtHE GALLERY OMOTESANDOにて開催。

キュレーションは米原康正。

■ステートメント
「暴力の普遍、とほんのちょっとの愛」
それは、人類史上最もプリミティブで、誰の記憶にも深く沈んでいる“暴力”のかたちだ。 でもこれは、ただの暴力礼賛じゃない。 彼女が描く拳は、怒り、悲しみ、愛情、絶望、渇望…… あらゆる感情のエッセンスが、骨と皮と筋肉に凝縮された“かたち”なのだ。 原ナビィは劇画的な手法で作品を作り上げる。 あの過剰な陰影と筋肉と、決して媚びない線。
近年多く見られるポップで線の細い他のアーティストたちとの作品とは真逆の「笑えるほどのリアル」を 突き詰めた結果、
彼女は劇画という絶滅寸前のフォーマットを、現代に引きずり戻した。 今回の展示は、拳だけで構成される。
拳の絵画が、壁を埋め空間全体を支配する。
それは「暴力という存在と向き合う空間」だ。
理由のある拳 理不尽な拳
拳とは「生きている証」でもある。
人間の本能が消えかけている今、
原ナビィは叫ぶのではなく、拳を描くことで
「これはまだ終わっていない」と伝えている。
ーーcurator 米原康正
ーー原ナビィ

 

【プロフィール】

原ナビィ / HARA NABBIE
2001 年 東京生まれ。 東京藝術大学院油画第 1 研究室在学中 暴力や怒りについて普遍的に描いています。

<受賞歴>
2021 年 muni Art Award グランプリ、ビューワー賞受賞 2024 年卒業制作 サロン・ド・プランタン賞、台東区長賞 受賞 2024 年 art award tokyo marunouchi 入賞

<主な展示歴>
2022 個展 「ベリー・グウ 」GALLERY SCENA
2023 年アートフェア東京
ART FAIR PHILIPPRNES
個展「HYSTERIA」Bohemian’s Guild Cage
2024 年 アートフェア東京 2024
個展 「はうる音」銀座 蔦屋書店 Bohemian’s Guild Cage

Instagram:@nskb___

 

【開催概要】

タイトル:原ナビィ 個展 “素手喧嘩(すてごろ)”

会期:2025年8月7日(木) 〜 8月24日(日)

会場:tHE GALLERY OMOTESANDO(東京都渋谷区神宮前5-16-13)

休廊日:月・火曜日   ※8/11(月・祝)開廊、8/13(水)休廊

時 間:12:00 – 19:00

 

■原ナビィ インタビュー( 2024年7月)こちら
原ナビィ インタビュー: 暴力の普遍性に強烈なインパクトでスポットライトを当てるアーティスト