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【終了】米原康正がキュレーションを手掛ける、C.H.I 池磊(チリ)による日本初の個展開催

2017.11.14

HOT POT, 2011 © C.H.I

 

11月17日より、中国出身の写真家で、北京でもっとも注目されているコンテンポラリーアーティストC.H.I 池磊(チリ)の日本初の個展「中國最先端 – CHINESE CUTTING EDGE -」がDIESEL ART GALLERYで行われる。

キュレーションを担当するのは、当サイト「Atelier506 羽化登仙」のアドバイザーを務め、国内では編集者として時にチェキをメイン機材としたフォトグラファーとして知られる米原康正。中国版Twitterで知られるWeiboで236万人のフォロワーを誇り、国外でも活躍を見せる米原がC.H.I池磊と知り合ったのは2012年、米原の個展を手掛けたキュレーターが北京に作ったギャラリーで行ったC.H.I 池磊の個展に訪れたときだった。彼の作品を目の当たりにし、これまで見た事も無いエキセントリックでファッショナブルな表現に、日本では感じた事がない衝撃を受けたこの出会いから5年。米原は中國最先端のアーティストとしてC.H.I 池磊を東京で紹介するチャンスを探していたのだった。

この展覧会では、C.H.I 池磊の代表作の中から約60点を展示するほか、新しい作品も発表。会期中、DIESEL ART GALLERYでは展示作品のほか、関連グッズも販売する。

【プロフィール】

C.H.I 池磊(チリ)

中国の、特に80年代以降生まれの若者に崇拝されているC.H.I 池磊は、芸術家というだけでなく写真家、デザイナー、ロックシンガー、監督、雑誌創設者、編集長と様々な分野でその才能を発揮している。芸術、ファッション、ポップカルチャー、ジャンルの境界線は彼の前には存在しない。1981年生まれ。幼い頃描いた家の壁の絵を見て息子の才能に気づいた両親に自由に育てられる。中学生の頃PUNKに出会い、高校生でバンドを結成。美術系の学校に通いながらもバンドに没頭し、1999年、正式に“昏熱症 HRZ ”というバンドを組み、自作の曲で同世代のバンドとともに国内でのツアーを始めた。河北師範大学(美大)に入ったが、融通の利かなさに絶望し、退学。“昏熱症 HRZ ”はアンダーグラウンドのトップにまで上り詰めたが2003年解散。2005年、雑誌《RollingStone》のアートディレクターになり、2007年、他に類を見ない美術雑誌《O’ZINE-符号》を創刊し、編集長とアートディレクターを兼任。2010年、初の海外での個展をシドニーのWhite Rabbit Galleryで行い、2011年、自分のアート会社C.H.I FACTORYを創立。近年は映画の制作に取り組んでいる。

Weibo(中国語)

キュレーター:米原康正

編集者、アーティスト。東京ストリートな女子文化から影響を受けたその作品は、メディアの形をして表現されることが多く、90年代以降の女子アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。早くからSNSの影響力を強く感知し、そこでいかに日本的であるかをテーマに活動を展開、現在Instagram、Twitter、Facebook、Weiboで日々情報を発信している。2017年6月、同テーマでアプローチの異なる3つの個展開催によるアーティスト宣言をし、更なるステップに登った。

HP

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【開催概要】

タイトル:中國最先端 – CHINESE CUTTING EDGE –

アーティスト:C.H.I 池磊(チリ)/キュレーター:米原康正/コーディネイター:CULTURE CLUB ’75

会期:2017年11月17日(金)~2018年2月14日(水) 11:30~21:00(不定休)

会場:DIESEL ART GALLERY(東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F)

入場料:無料

DIESEL ART GALLERY

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