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松を通じて伝統を再解釈する、松浦匡起 個展「命脈」 1月10日より表参道で開催

2026.01.05

tHE GALLERY OMOTESANDO にて、 米原康正キュレーションによる、松浦匡起 個展「命脈」が2026年1月10日(土)より 開催される。

■アーティストステートメント
日本美術の歴史の中で繰り返し描かれてきた松は、伝統の象徴としてだけではなく継承され続ける精神の器としての機能も合わせ持つ。現代を生きる私が松に感じる印象や感覚を日本画の中で構築し表現する事は自然に伝統の再解釈をする事に繋がり、日々更新され続ける日本美術の歴史の文脈と結びついていく。同じ題材でありながら過去と現在から異なる影響を受けて制作した作品を展示する本展では、それぞれ の位置で文脈と結びつけ、異なる視点に基づき歴史や文脈に対する私自身の位置付けを俯瞰する。
ー松浦 匡起

■キュレーターコメント
松浦匡起は、日本美術の歴史の中で繰り返し描かれてきた「松」というモチーフに、現代を生きる自身の感覚とまなざしを重ね合わせながら描き続けてきた作家である。
彼にとって松は、単なる伝統の象徴ではなく、時代を越えて受け継がれてきた精神や生命の流れを内包する存在だ。日本画の技法や画材を用いながらも、それらに従属するのではなく、絵具や筆の動きを呼吸 や身ぶりとして捉え直し、「描くこと」そのものと静かに向き合っている。
本展「命脈」は、同じ松という題材を通して、過去と現在、異なる時間や影響の中で生まれた作品を並置する試みである。そこには、日本画と名付けられる以前から続く絵画の精神と、今この時代に生きる一人 の描き手としての自覚とが交差している。
松浦の描く松は、伝統に根を張りながらも、決して過去に留まることなく、生命が連なり続ける“次の季 節”へと視線を向けている。その姿は、「命脈」という言葉が示すように、絵を描く行為そのものが持つ持続する力と、生きることへの確かな実感を静かに浮かび上がらせている。
ー米原康正

 

【プロフィール】

松浦 匡起 / MASAKI MATSUURA
日本画家
2002年 愛知県生まれ
2021年 名古屋造形大学美術表現領域日本画コース入学
2025年 名古屋造形大学美術表現領域日本画コース卒業
Instagram:@masa_ki081
X:@takusanokinako

 

【開催概要】

タイトル:松浦匡起 個展「命脈」

会期:2026年1月10日(土) 〜 2月1日(日)

会場:tHE GALLERY OMOTESANDO(東京都渋谷区神宮前 5-16-13
SIX HARAJUKU TERRACE S 棟 2F)

時間:12:00~19:00

休廊日:月・火曜日 ※1/12(月・祝)開廊、1/14(水)休廊

<Opening Reception>
日時:1 月 11 日(日) 18:00~20:00
場所:tHE GALLERY OMOTESANDO
入場無料・自由入場