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写真家 三澤亮介による再構築をテーマにした個展がSHIBUYA TSUTAYAで1月9日(土)より開催

2020.12.21

気鋭の写真家 三澤亮介が、写真メディアそのものへの”再構築”をコンセプトに、1月9日(土)よりSHIBUYA TSUTAYAにて個展を開催する。

三澤亮介は、自身の写真を”写真史”の文脈に沿って現代的な感覚とともにアート作品へと昇華させる現代写真家である。本展では文明とともに消失していった事物をモチーフとすることで、自身の作品の中で新たな価値基準を問いかけることを目指して創作した新作を展示する。

三澤亮介は、自らの作品を”新ピクトリアリズム”と呼び、現代に沿った手法と文脈の中で写真作品を制作する。具体的には、自らのイメージである心象風景を、色彩感覚と光のコントロールにより表出させる。従来の写真作品とは逆行したアプローチにより、新たなビジュアルイメージとして再構成された作品たちは一見、一般的な写真と離れた抽象画のようなアウトプットにも関わらず真実や本質を映し出す。

このような逆転した構図の中で、三澤亮介は新たな写真表現の提案と、写真のメディア性を再定義する。写真表現の最たる特性である写実性/具体性を離れ、それを破壊・再構築し自身の主題を提案する時、表層的な情報は削ぎ落とされ、新たな本質(=現代)が、作品の中にイメージとして浮かび上がる。果たしてそれは新ピクトリアリズム的な”写真表現”か、それとも領域を横断した新たなアート表現か。

【プロフィール】

三澤亮介/Ryosuke Misawa

1992年生まれ、福井県出身。 立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
広告代理店を経て25歳で写真家に転身し、翌年’18年に行われた、西武渋谷美術画廊の展示で写真家デビュー。
現在は、デジタル空間と現実世界に溢れるメディアを素材とした写真により、自身の心象風景を表出させることで、”現代”ならびに「写真メディアそのものの再構築を行う」というコンセプトのアート写真作品を制作している。

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【開催概要】

タイトル:三澤亮介 個展「RE:CONSTRUCTION」

会期:2021年1月9日(土)~1月22日(金)

開廊時間:10:00~23:00(年中無休) ※営業時間は変更になる場合がございます。

会場:SHIBUYA TSUTAYA 6F 特設会場(東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT内)

入場:無料