アメリカを代表するヒップホップ・フォトグラファーの一人、エリック・コールマンの一夜限りの写真展が渋谷にて開催!
2025.08.07

現在のアメリカを代表するヒップホップ・フォトグラファーの一人、エリック・コールマン(Eric Coleman)の一夜限りの写真展『ANALOG VISION: PHOTOGRAPHY BY ERIC COLEMAN / A ONE NIGHT EXHIBITION IN TOKYO 2025』が、8月22日(金)にTRUNK(HOTEL) CAT STREET 内 ROOM101にて開催する。当日は、本人も在廊し、TRUNK(HOTEL)1階のラウンジスペースにてレセプションパーティを行う。
エリックは、ヒップホップ史に残る名盤『Madvillainy』のアルバムカバーを飾ったMF Doomのポートレイト作品を筆頭に、西海岸のヒップホップシーンを中心にさまざまなアーティストの撮影を手がけるフォトグラファーとして活躍。その一方でDamian Marleyなど世界的なアーティストのミュージックビデオの撮影監督を手がけるビデオグラファー、さらにビートメイカー、DJとしても活躍している。同じくフォトグラファー/ビデオグラファーとして活躍するB+(ビープラス)と共に設立したプロダクション・カンバニー「Mochilla」にて制作したドキュメンタリー作品『Keepintime』、『Brasilintime』、『Timeless』はヒップホップを軸にファンク、ジャズ、ブラジル音楽などさまざまなジャンルを融合させた、映像作品の枠を超えるアートムーブメントして大きな話題を呼んだ。
また、前述の『Madvillainy』のアルバムカバー写真は、ヒップホップ史に残る重要写真を集めた写真集『Contact High: A Visual History of Hip-Hop』に選出され、さらに同写真は2021年にニューヨークのサザビーズにて開催されたオークション『The Art and Influence of Hip Hop』にも出品され、アート作品としても高く評価されている。
Mochillaが主催し、日本では初開催となる今回のエリック・コールマンのソロ写真展『ANALOG VISION: PHOTOGRAPHY BY ERIC COLEMAN / A ONE NIGHT EXHIBITION IN TOKYO 2025』では、サザビーズにも出品されたMF Doomのポートレイト作品の同サイズの別エディションを始め、MadvillainやJ Dillaなどヒップホップの歴史を語る上で非常に重要かつ貴重な作品が多数展示される予定だ。
現在のところ写真作品の展示を予定しているアーティストは以下の通り。
MF Doom、Madvillain(MF Doom + Madlib)、J Dilla、Wu-Tang Clan、Dam-Funk、NxWorries(Anderson .Paak + Knxwledge)、Ras G
本写真展に先立ってクラウドファンディングを実施し、うぶごえのプラットフォームを通じて展示予定の作品の先行販売を実施している。さらに、東京発のクロージングブランド「APPLEBUM」から、エリック・コールマンの写真作品をデザインソースとして落とし込んだコラボレーションコレクションを本写真展に合わせて発売。写真展限定のTシャツの発売も予定しており、会場でオーダーの受け付ける。詳細はAPPLEBUM Official Instagramにて。
【プロフィール】
エリック・コールマン / Eric Coleman
ロサンゼルスにて生まれ、12歳の頃から写真を撮り始める。
その後、世界一のアートスクールとも言われるロンドンのRoyal College of Artにて本格的に写真について学び、卒業後はPeter Lindberg、Melodie Mcdaniel、Steve Heitt、Rankinといった世界的に知られるフォトグラファーのアシスタントとして働きながら、世界トップレベルのプロからフォトグラファーとしての技術を学び、アート、ファッション、音楽、フォトジャーナリズムなどさまざまな分野で自らのスタイルを磨いていく。
1997年にはB+とともにプロダクション・カンパニー「Mochilla」を設立し、ドキュメンタリー映画 『Keepintime: A Live Recording』、その続編である『Brasilintime: Batucada Com Discos』といった作品を残し、さらに撮影監督として参加したBanksyの初監督作品『Exit Through the Gift Shop』はアカデミー賞にもノミネートされるなど大きな話題を呼んだ。さらにミックスCDやアルバムなど音楽作品なども「Mochilla」名義でリリースしている。Eric Coleman個人の活動としては、Madvillain『Madvillainy』のアルバムジャケットを筆頭にさまざまなアーティストの撮影を手がけ、特に『Madvillainy』のリリース元でもあるロサンゼルスの名門インディレーベルであるStones ThrowではJ Dilla、Madlib、Peanut Butter Wolf、MED、Guilty Simpson、Koushik、Dam-Funk、NxWorries(Anderson .Paak+Knxwledge)といったアーティストのジャケット撮影を行なってきた。他にもBillal、Snoop Dogg、Kendrick Lamar、Eminemといった錚々たるメンツの撮影も手がけている。そんな彼の撮影した写真作品はヒップホップシーンにおいて高い評価を得ており、写真集『Contact High:A Visual History of Hip-Hop』へ選出されたことはその証とも言える。
近年はミュージックビデオの制作に力を入れており、Stones ThrowのMndsgn、Sudan Archivesのミュージックビデオを監督したほか、Damian MarleyやChicano Batmanといった世界的に活躍するビッグアーティストのミュージックビデオの監督や撮影監督を務めている。さらに2000年代後半にMochilla主催で開催された『Timeless』シリーズを筆頭に大規模なライヴイベントを現在も継続的に行っており、今年(2025年)6月にはDr. Dreのさまざまなヒット曲を30人編成のオーケストラで演奏するイベント『CALIFORNIA LOVE: An Orchestral Celebration of Dr. Dre』をEric ColemanのプロダクションであるColelabとMochillaが共同開催して大成功を収めている。
公式サイト: https://www.mochilla.com
Instagram:https://www.instagram.com/mochilla/
【開催概要】
タイトル:ANALOG VISION: PHOTOGRAPHY BY ERIC COLEMAN / A ONE NIGHT EXHIBITION IN TOKYO 2025
会期:2025年8月22日(金) 18:00~23:00
会場:TRUNK(HOTEL) CAT STREET 内 ROOM101(東京都渋谷区神宮前5-31)
Instagram:@trunkhotel_catstreet