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カリフォルニアのサーフ、スケート、グラフィティ・カルチャーをルーツに持つアーティスト、クリス・ヨハンソンの日本初個展が9月13日より開催

2024.09.10

NANZUKA UNDERGROUND にて、9月13日(金)よりクリス・ヨハンソン(Chris Johanson) の新作個展「Navigation」が開催。本展は、クリスの日本における初個展となる。また、ほぼ同時期に3110NZ by LDH kitchen にて、クリ ス・ヨハンソンと、そのパートナーであるヨハンナ・ジャクソンによる二人展「Sky In The Pot, Pot In The Sky, Unanswered Questions, Why Why Why?」も開催する。

クリス・ヨハンソンは、1968 年アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに生まれ、現在ロサンゼルスを拠点に活動中の作家です。スケートボードに明け暮れ、家で絵を描き、ZINEを出版し、音楽を演奏し、パンクバンドのポスターをデザインする学生時代を過ごしたヨハンソン。90 年代には、スケーター、サーフィン、グラフィティといったストリート・カルチャーやフォーク・アートへの関心を共有 するサンフランシスコのアーティスト集団「ミッション・スクール(Mission School)」ムーヴメントの主要メ ンバーとしてバリー・マッギー(Barry McGee)やルビー・ネリ(Ruby Neri)らと共に活動を始める。 これまで、ニューヨーク近代美術館(「Since 2000: Printmaking Now」、ニューヨーク、2003)やロサン ゼルス現代美術館(「Within The River of Time Is My Mind」、ロサンゼルス、2013)といった大規模な展覧会に参加するなど、その作品は世界中に広く知られている。

ヨハンソンの作品は、私たちの根源的な命題に対する多様な問いかけを我々に想起させるかのようである。素朴とは、原始とは、我々の営みとは、繋がりとは、感情や記憶とは、そして生命とは。こう したヨハンソンの哲学的な思考実験とも言える創作活動は、制作プロセスを通して様々な実践を繰 り返すことで、類まれな作品となって昇華されている。

インスタレーションとして構想されたこの展覧会では、数ヶ月におよぶ長い時間をかけて描かれた 作品群を展示いたします。また、パートナーであるヨハンナ・ジャクソン(Johanna Jackson)と共同で制作した 木材とセラミックの組み合わせでできたテーブルやテキスタイルも、インスタレーションを彩る予定だ。

中目黒の3110NZ by LDH kitchen では、「個人的な生活の記録の集合体 (“Individual Collective Document of Living”)」をテーマにしたヨハンナ・ジャクソンの陶芸作品によりフォーカスした2人展を開催する。本展は、創作活動と生活との幸福な関係性を示すジャク ソンによるポットやカップ、彫刻、手のひらサイズの昆虫たちが、ヨハンソンの色彩豊かなペインティグやドローイング作品と呼応する形で、空間自体が二人の有機的な創作の総体となるように構成さ れる。

 

【開催概要】


タイトル:クリス・ヨハンソン Navigation

会期:2024 年 9 月 13 日(金) – 10 月 13 日(日) *月曜日、火曜日休業

会場:NANZUKA UNDERGROUND(東京都渋谷区神宮前 3-30-10)


タイトル:
クリス・ヨハンソン × ヨハンナ・ジャクソン
Sky In The Pot,
Pot In The Sky,
Unanswered Questions,
Why Why Why?

会期:2024 年 9 月 11 日(水) – 10 月 12 日(土) *日曜、月曜、火曜、祝日休業

会場:3110NZ by LDH kitchen(東京都目黒区青葉台 1-18-7-1F)