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SHUN SUDO個展「Blowin’ in the Wind」が7月9日より開催。新作や初となる石版画作品を展示。

2022.07.06

東京とニューヨークを行き来しながら、壁画制作や様々な企業コラボレーションなど多方面で積極的に活躍するアーティストSHUN SUDOの個展「Blowin’ in the Wind」が、WATOWA GALLERYプロデュースによりelephant studioにて2022年7月9日(土)より開催される。

「Blowin’ in the Wind」は国内で5回目となるSHUN SUDO の個展。現代を生きるアーティストとして、今の世の中で感じるままの”世界”をキャンバスに表現した。本展では新作の原画9 点のほか、初の試みとなる石版画作品3点、石版画+ペインティング作品6点、その他シルクスクリーン作品を展示・販売する。

⽇々世界から⾶び込んでくるニュースに少しずつ⼼が削られていた。
僕はその削られた部分を埋めるように絵を描いた。
絵のなかで武器を葬り、銃弾を花に変え、
絵を描きながら命について考え、平和を祈った。
僕にはそんなことしかできない。
でも僕の絵を⾒ただれかが
だれもが笑顔で語りあい、笑いあえる世界を守りたいと思ってくれたら、
それだけで僕はじゅうぶんだ。

SHUN SUDO

リトグラフといえば金属板での制作が主流だが、今回SHUN SUDOは版画摺り師の尾崎正志氏の職人技に感銘を受け、ピカソの代表的な作品でも用いられたリトグラフの原点ともいえる石版石での制作にチャレンジした。尾崎氏の「画家の筆」となり 「画家の色」に染まることを常に目指す姿勢と、その繊細な表現力によりSHUN SUDOらしい作品が完成した。

【プロフィール】

SHUN SUDO

1977年、東京生まれ。世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートを学ぶ。水墨画的な動静を併せ持った繊細なタッチ、グラフィティを彷彿とさせるストリートテイストのPOP な色彩。映画、音楽、スポーツ、自然、アニメーションからインスピレーションを得て生まれた幻想的な「生物」と「花」。一つのジャンルに収まりきれない、彼の世界観が紡ぐアート作品が近年世界から注目を集める。

2015年、初のソロ・エキシビジョン「PAINT OVER」をニューヨークで開催。翌年には、40年に渡りギャラリーや美術関係者から絶大な支持を受けるマンスリーのアートブック「BLOUIN GALLERY GUIDE」のカバーページにも採用。それ以降、国内外で個展を開催しながらニューヨーク、マイアミ、東京(銀座)で手掛けたスケールの大きなアートウォールも、アートファンのみならずファッション関係者の間でも話題に。NIKE、Apple、ポルシェなどのグローバル企業とのコラボレーションも多数手掛け、その創作活動は既に日本を飛び出し世界のアートシーンに刺激を与えている。

オフィシャルウェブサイト http://www.shunsudo.com/
Instagram @shun_sudo

尾崎正志/Masashi Ozaki(版画摺り師)

1950年、木版画家 尾崎志郎の長男として札幌に生まれ、木版画技法の厳しい指導を受ける。小学6年の時に出会った利根山光人画伯の石版画に魅せられ、高校在学中に印刷工の見習いとして石版印刷を学ぶ。卒業後、社団法人日本美術家連盟に入職。23 歳の時に文化庁派遣芸術家在外研修員の摺り師第1号としてパリに派遣され研修を受け、ミロ・タピエス、長谷川潔などヨーロッパを代表する画家の制作に従事する。帰国後、版画工房プリントハウス・オーエム(現・尾崎正志版画工房)を設立。現在に至る。

【開催概要】

タイトル:SHUN SUDO solo exhibition「Blowin’ in the Wind」

会期:2022年7月9日(土)~7月24日(日)

開廊時間:12:00~19:00(水曜休館)

会場:elephant studio 1-2F(東京都渋谷区渋谷2-7-4)

入場:無料

主催:WATOWA GALLERY

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