FEATURE

HOME > FEATURE > 現代アートから西洋美術、日本美術まで。今年のシルバーウィークに観たい東京都内の展覧会7選

現代アートから西洋美術、日本美術まで。今年のシルバーウィークに観たい東京都内の展覧会7選

2026.09.15

2026年のシルバーウィークは9月19日(土)から23日(水・祝)までの5連休となる。長かった夏の暑さも少しずつ落ち着き、ゆっくりと美術館やギャラリーを訪れるにはちょうどよい季節。まとまった時間が取れる連休ならじっくりと足を運べそうだ。

東京都内では現代アートから西洋美術、日本美術まで、多彩な展覧会が開催されている。そこで今回はシルバーウィークに観ておきたい7つの展覧会をAtelier506が厳選。

今回選んだ7展は現代美術を軸にしながら、ルネサンス美術と江戸絵画まで視野を広げたラインナップ。作品が生まれた時代も用いられる素材も異なるが、どの展覧会にも私たちの「見る」という行為をあらためて意識させる力がある。時間に追われず作品と向き合えるシルバーウィークにこそ訪れたい展覧会を紹介する。


1. RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO

京都発の展覧会〈AMBIENT KYOTO〉が東京で初開催。坂本龍一のアルバム『async』をベースに、高谷史郎の映像とZAKの立体音響によって構成された《async – immersion》を巨大スクリーンで展開する。音、映像、空間が一体となる没入型インスタレーション。

【開催概要】

タイトル:RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO

会期:2026年8月28日(金)~10月25日(日)/無休・59日間の開催

会場:麻布台ヒルズギャラリー(港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)

アーティスト:坂本龍一 + 高谷史郎

観覧料:
平日: 大人 2,200円(前売)/2,500円(当日)
土日祝: 大人 2,500(前売)2,800(当日)

展覧会URL:https://ambientkyoto.com/


2. 多田美波―光、凛と ゆれる

戦後日本を代表する抽象彫刻家・造形作家、多田美波の没後初となる大規模回顧展。彫刻や「光造形」と呼ばれた照明作品、建築造形、資料など約70年にわたる仕事から、素材、光、空間を横断した造形世界に迫る。

【開催概要】

タイトル:多田美波―光、凛と ゆれる

会期:2026年8月29日(土)~12月6日(日)

会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F(東京都江東区三好4-1-1)
開館時間:10:00 ~ 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日(9月21日、10月12日、11月23日は開館)、9月24日、10月13日、11月24日

観覧料:一般1,600円/大学生・専門学校生・65 歳以上1,100円/中高生640円/小学生以下無料

展覧会URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Tada-Minami/

《周波数37306505》1965
アクリル樹脂、アルミ、鉄
東京都現代美術館蔵
「MOTコレクション Eye to Eye—見ること」(2024)展示風景
Photo: Masaru Yanagiba


3. ルーヴル美術館展 ルネサンス

ルーヴル美術館のコレクションから選び抜かれた50点余りによって、ルネサンス美術の本質に迫る展覧会。レオナルド・ダ・ヴィンチの《美しきフェロニエール》が初来日するほか、ボッティチェリ、デューラー、ティツィアーノらの作品も紹介する。

【開催概要】

タイトル:ルーヴル美術館展 ルネサンス

会期:2026年9月9日(水) 〜 12月13日(日)

会場 国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2

休館日:毎週火曜日 ※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)、12月8日(火)は開館、11月4日(水)は休館

時間 10:00~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで

展覧会URL:https://www.ntv.co.jp/louvre2026/

観覧料(税込):
一般:前売り ¥2,200(税込) / 当日 ¥2,400(税込)
大学生:前売り ¥1,300(税込) / 当日 ¥1,400(税込)
高校生:¥900(税込) / ¥1,000(税込)
※中学生以下は入場無料
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料
※10月1日(木)~14日(水)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
※会期中に国立新美術館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を国立新美術館チケット売場で提示された方は、本展覧会チケットを100円割引でご購入いただけます。
※国立新美術館キャンパスメンバーズ加盟の大学等の学生・教職員は本展覧会を学生1,200円、教職員2,200円でご覧いただけます。国立新美術館チケット売場でお求めください。

お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

レオナルド・ダ・ヴィンチ《女性の肖像》、誤って付された別称《美しきフェロニエール》1490‒1497年頃 パリ、ルーヴル美術館
© GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Michel Urtado


4. 大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱〜海を越えた江戸絵画

大英博物館が所蔵する約4万点の日本美術コレクションから、江戸絵画を中心とした名品が里帰り。歌麿、写楽、北斎、広重らの浮世絵をはじめ、屏風、掛軸、絵巻、貴重な肉筆画が一堂に会する。

【開催概要】

タイトル:東京都美術館開館100周年記念
大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱〜海を越えた江戸絵画

会期:2026年7月25日(土)〜10月18日(日)

会場:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36 企画展示室)

時間:9:30〜17:30
※金曜日は20:00まで
※入室は閉室の30分前まで

休室日:月曜日、10月13日(火)
※ただし9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)は開室

展覧会URL:https://daiei-ten2026.exhibit.jp

観覧料(税込):
一般:通常 2,300円
大学・専門学校生:1,300円
65歳以上:1,600円

※18歳以下、高校生以下無料。
※字類身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者(1名まで)は無料。
※18歳以下、高校生、大学・専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものをご提示ください。
※毎月第3土曜日・翌日曜日は家族ふれあいの日により、18歳未満の子を同伴する保護者 (都内在住、2名まで)は一般通常料金の半額(住所のわかるものをご提示ください)。販売は東京都美術館チケットカウンターのみ。
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)


5. ロン・ミュエク

革新的な素材や技法、表現方法によって具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家、ロン・ミュエク(1958年オーストラリア生まれ、英国在住)の個展。本展はカルティエ現代美術財団と森美術館の共催によるもの。パリ、ミラノ、ソウルに続く巡回展にあたる。

【開催概要】

タイトル:ロン・ミュエク

会期:2026年4月29日(水・祝)~9月23日(水・祝)

会場:森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)

時間:10:00~22:00
※火曜日のみ17:00まで
※ただし9月22日(火・祝)は22:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
※開館時間延長:6月~9月の土・日・祝

料金:
[平日]
一般 2,300円(2,100円)/ 学生(高校・大学生)1,400円(1,300円)/  中学生以下 無料 /  シニア(65歳以上)2,000円(1,800円)
[土・日・休日]一般 2,500円(2,300円)/ 学生(高校・大学生)1,500円(1,400円)/ 中学生以下 無料 / シニア(65歳以上)2,200円(2,000円)
※()=オンラインチケットの料金
※日時指定枠に空きがある場合は、当日、窓口にてチケットをご購入いただけます。

展覧会URL:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/ronmueck

ロン・ミュエク 《マス》2016-2017年 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 展示風景:「ロン・ミュエク」森美術館(東京)2026年 撮影:吉村昌也 画像提供:カルティエ現代美術財団


6. 清川あさみ|名和晃平「Invisible Garden」

美術家・清川あさみと彫刻家・名和晃平による初の二人展。清川の著書『みえないにわ – Invisible Garden』を起点に、それぞれの作品が呼応する一つの「にわ」を描き出す。二人の共作となる全幅約9メートルの大型新作《PixCell-Our New World》にも注目したい。

【開催概要】

タイトル:清川あさみ|名和晃平「Invisible Garden」

会期 : 2026年9月16日(水)〜 11月8日(日)

会場 : ポーラ ミュージアム アネックス (東京都中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)

時間:11:00 〜 19:00 (最終入場は18:30まで)※11月6日(金)~8日(日)のみ10:00開館

入場料:無料

Asami Kiyokawa | Kohei Nawa PixCell-Our New World (Detail) 2026 mixed media approx.1300×9000×85mm Photo by Nobutada OMOTE


7. 高屋永遠 個展「Threshold of Emergence」

偏光パールや金属、CO₂由来ポリマー、土、灰、鉱物など多様な素材から独自の色彩と奥行きを生み出す高屋永遠。光、環境、視点、身体との関係によって物質が異なる表情を現し、見る経験そのものを変容させる絵画を展開する。

【開催概要】

タイトル:高屋永遠 個展  「Threshold of Emergence」

会期:2026年9月9日(水)〜 10月24日(土)

会場:Tokyo International Gallery (東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 2F)

開廊時間:10:00 — 19:00
休廊日:日曜・月曜・祝日
※火曜日は事前予約制(12:00 — 18:00)

展覧会URL: https://tokyointernationalgallery.co.jp/ja/exhibition/threshold-of-emergence-jp

観覧料:予約不要・入場無料

writer: