マルタン・マルジェラの日本初となる大規模個展が4月11日より九段ハウスにて開催
2026.03.03

SELECTED WORKS_© MARTIN MARGIELA
マルタン・マルジェラの日本初となる大規模個展、「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」が、登録有形文化財・九段ハウスにて、2026年4月11日(土)より開催される。
1927年竣工の歴史的な邸宅という空間に、現代美術作品を展示するというコントラストに、Margielaは強い関心を寄せている。本展では、邸宅全体を舞台に、数多くの作品が儚くも一時的なインスタレーションとして展開される。
Martin Margielaは、再利用、分解、変容といったテーマへの探究を継続しており、その創作において人間の身体は今なお重要なインスピレーションの源であり続けている。
Margielaの作品は、日常の中にありながら見過ごされがちな物や状況への鋭い観察から生まれ、平凡なものが非凡なものへと転化していく。
本展では、コラージュ、絵画、ドローイング、彫刻、アッサンブラージュ、映像作品など、多様な技法による作品を紹介する。
生活の痕跡が残る古い邸宅に作品を設えるという選択は、Margielaにとって大切な「私的な空気感」を反映するものだ。
来場者は、邸宅全体に広がるさまざまな部屋を巡りながら、極めて親密な距離感の中で作品と向き合う体験へと招かれる。
なお、展示構成およびキュレーションは、すべてアーティスト自身によって手がけられている。

Black Nails Model, 2021 Nymphenburg porcelain enamel 8 3/10 × 3 9/10 × 4/5 in | 21 × 10 × 2 cm

kudan house
◼︎アーティストステートメント
「匿名性は、私の創造の自由にとって不可欠なプライバシーを守るために必要なものです。
ファッションの時代と同じ興味や強迫観念を、私は今も持ち続けていますが、人間の身体はもはや唯一の表現媒体ではありません。」
「私は常に観察者であり、日常的な物や状況から強いインスピレーションを受けています。今日ではさまざまな技術的サポートを用いることが当たり前になっていますが、私は可能な限り、手仕事のプロセスを見せることにこだわっています。それが、不完全さやパティナ、未完成の美に対する私の深い愛情につながっています。」
「私は答えを示すよりも、問いを投げかけたいのです。」
【プロフィール】
Martin Margiela / マルタン・マルジェラ
1957年 ベルギー・ルーヴェン生まれ
1980年 アントワープ王立芸術学院卒業
1984–1987年 Jean-Paul Gaultier(ジャン=ポール・ゴルチエ)(パリ)のアトリエでデザインアシスタントをスタート
1988年 Jenny Meiren(ジェニー・メレンズ)とともにパリで「Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)」を設立、初のショーを発表
1997–2003年 「Hermès(エルメス)」(パリ)ウィメンズ クリエイティブ・ディレクター
2008年 20周年ショーを機にファッション界を離れ、ビジュアルアートに専念
2019年 Bielefeld Kunsthalle(ビーレフェルト美術館)にて初のグループ展
2021年 パリのLafayette Anticipations(ラファイエット・アンティシパシオン)にて初の個展
2022年 同展が北京・MWoods(エムウッズ)に巡回
2023年 同展がソウル・Lotte Museum of Art(ロッテ美術館)に巡回
2023年 アムステルダム・Eenwerk Galleryにて個展
2024年 ブリュッセルおよびアテネのBernier / Eliades Galleryにて個展

【開催概要】
タイトル:MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE
会期:2026年4月11日(土)〜 4月29日(水)
会場:九段ハウス(東京都千代田区九段北1-15-9)
時間:10:00 〜 19:00
入場料:2,500円
時間:開館時間: 10:00〜19:00(最終入場18:00)
※2026年4月29日(水・祝)のみ最終入場16:00、閉館時間17:00
チケット購入サイト:https://artsticker.app/events/103820