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【終了】写真家、ハービー・山口による新しい写真集「LAYERED(レイヤード) 」出版を記念したエキシビションとサイン会開催

2018.02.14

写真家、ハービー・山口の写真集『LAYERED(レイヤード)』の発売を記念した写真展が、2月17日よりBOOKMARC地下ギャラリーにて開催。前日夜の2月16日には、オープニングレセプションとサイン会が実施される。

山口はロンドンに19年間滞在する中で折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験し、そうした中で撮影された生きたロンドンの写真が高く評価された。日本に帰国後も国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。山口の優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。

写真集『LAYERED(レイヤード)』の発売を記念した当写真展では、鏡の中に映った顔やウインドーに反射した景色などの写り込みの組み合わせをテーマにした作品が展示される。

【商品情報】
ハービー・山口:LAYERED
出版社:SUPER LABO
判型:並製本(手綴じ) / 白黒オフセット印刷 販売価格:¥3,900(税別)

プリント付きSpecial Edition 販売価格:予価 ¥14,000(税別)

Layered(レイヤード)とはファッション用語で「重ね着」という意味です。
写真の場合、鏡の中に映った顔やウインドーに反射した景色などの虚像と周囲の実像が同一画面に映り込むことで、より魅力的な絵作りにあることがあります。これまでにも多くの写真家がこの「写り込みとの組み合わせ」に魅了され作品を残してきました。私もその一人で、レイヤードグラフ「LAYEREDGRAPH」と名付けてみました。少し飛躍しますが、私たちは、先祖、教育、希望、失望、旅、時代の流れ、生活環境など、あらゆる要素が幾重にも折り重なって現在の自分が作られています。そう考えると人生そのものがレイヤードです。さらに、被写体の上に写真家の人生やセンスを自分なりにレイヤードしたものが作品なのだと思います。

【プロフィール】

ハービー・山口/Herbie Yamaguchi

1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入る。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り19年間を過ごす。
一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価された。帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらには布袋寅泰のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。

審査員:CAPA デジタルカメラマガジン APAアワード
選考委員:上野彦馬賞
受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞
大阪芸術大学客員教授
九州産業大学客員教授

【開催概要】

タイトル:ハービー・山口 写真展 “LAYERED”

会期:2018年2月17日(土)~2月25日(日)12:00~19:00

会場:BOOKMARC(東京都渋谷区神宮前4-26-14)

【オープニングレセプション&サイン会】

日時:2018年2月16日(金)20:00~21:30

会場:BOOKMARC(東京都渋谷区神宮前4-26-14)

ゲスト:ハービー・山口