NEWS

HOME > NEWS > 【終了】倉庫跡地に保管されている大型現代アート作品の一般公開「Open Storage 2017 -見せる収蔵庫-」が11月3日より開始

【終了】倉庫跡地に保管されている大型現代アート作品の一般公開「Open Storage 2017 -見せる収蔵庫-」が11月3日より開始

2017.06.07

広さ約 1,000 ㎡・高さ9mの鋼材加工工場・倉庫跡地を活用した「MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」で保管する大型現代アート作品の一般公開「Open Storage 2017」が、11月3日から始まる。

4度目の一般公開となる本年のメインアーティストは、京都市在住の現代美術作家 金氏徹平。遊園地の廃材から生み出した「White Discharge」や、原画が芥川賞作品「コンビニ人間」(村田沙耶香著)の装丁で知られる、高さ6mの「tower」を大阪で初展示する。さらに、ヤノベケンジら複数のMASK収蔵作品も巻き込む、会場全体を活かしたインスタレーションや、今年新たにオープンした文化創造拠点『千鳥文化』(築60年の旧文化住宅)での新作発表も行う。

オモチャや日用品を組み合わせ、新しい存在へと変化させる手法で創作を続ける金氏徹平。2009年横浜美術館にて史上最少個展作家となり、2010年には若手芸術家に大阪市が贈る『咲くやこの花賞』を受賞。近年は、舞台芸術やファッションなど、美術以外の分野とのコラボレーション活動を国内外で精力的に展開している。本展でも、他の所蔵作品にも介入し、会場全体を作品と捉え、来場者に非日常の空間と時間を提供する。

また、築60年の旧文化住宅をリノベーションし、今年新たにオープンした創造拠点「千鳥文化」内の15㎡の旧居室でも新作を発表。かつて造船業で栄えた北加賀屋の歴史を物語る工場跡(メイン会場)と旧文化住宅、二つの遺構がアート作品として変容し、繋がる。(千鳥文化は、メイン会場MASKから徒歩5分)

 

【開催概要】

タイトル:Open Storage 2017 -見せる収蔵庫-「クリスピーな倉庫/クリーミーな部屋 Crispy storage / Creamy room」

会期:2017年11月3日(金・祝)~26日(日)の期間中、金土日祝のみ計13日間

時間:12:00~18:00 ※最終日は17時まで ※イベント・プログラム開催時は変動

会場:
①MASK ( MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA )(大阪市住之江区北加賀屋5-4-48)
②千鳥文化(大阪市住之江区北加賀屋5-2-29)

入場料:無料
※11/18(土)、11/25(土)有料イベント実施時間中は、無料鑑賞エリアが一部となります。