表現者たちが切り開く未来とは。3名のアーティストによるグループ展「未来予想図」が表参道にて12月14日より開催!
2024.12.10
tHE GALLERY OMOTESANDOにて、グループ展「未来予想図」が12月14日(土)より開催。
豊かな未来を創造するために、個性と可能性に満ちた3人の表現者たちが作品を通し、私たちがどう未来を予想し、どのように向き合うべきなのか問いを投げ、対話を生み出すきっかけを作り出す。
■ステートメント
まず絵を見てほしい。そこから始まる関係性を重要視するグループ展を企画しました。
あなたの立ち位置をここで探してみてください。 ― Curator 米原康正
本展「未来予想図」は、キュレーター米原康正がフォーカスした若手アーティストたちによるグループ展です。それぞれが個性と可能性に満ちた表現者であり、未来を切り開く存在として、ここに集結しました。
この展覧会は、私たちが共に思い描く未来、あるいはまだ見ぬ未来の断片を探求する場でもあります。技術、自然、社会、人間の内面と外界――無数の要素が交錯しながら、未来は刻々と形を変えています。
この展覧会では、さまざまな視点や感性を通して、未来についてのビジョンや問いかけを表現します。
この展示空間は、単に未来を描き出すための場ではなく、観る者が新たな問いや想像力を得るきっかけとなることを目指しているのです。私たちが未来をどう「予想」し、どう向き合うべきなのか。その答えはここにはありません。しかし、この展覧会が、未来についての多様な対話を生む小さな種となることを願っています。
ひとつお願いしたいことがあります。アーティストの未来予想図とは、アーティストだけが作るものではありません。その作家を、そして作品を応援してくださる皆さまと共に作られていくものなのです。作品を通じた対話や共鳴が、新たな視点や可能性を生み出し、未来をさらに豊かにする力となります。
皆様がこの「未来予想図」を通じて、自らの想像力を広げ、新たな可能性を見つけられることを心より楽しみにしています。
■参加アーティスト
Alice COOLEY/クーリー アリス
オーストラリア出身 日豪ハーフのアーティスト
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻
軽やかなトーンやユーモアの要素を多く取り入れ、遊び心を大切にしながら主に自然と人間を描く作品を制作。Instagram:@alice.cool.e
KATHERINE FRANKEN/フランケン キャスリン
東京都出身 オランダと日本のハーフのアーティスト
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻
過去や幼少期の記憶に眠る視覚、感覚、感情などと中に隠されていた、今はもう存在しないものたち、今想像させてくれたものたち、そして未来へと繋ぐ理想の存在たちを題材として作品を制作。それらを自身の非現実的なシナリオやモチーフを想像する性質と融合することによって、女の子がいる独特な「自身の世界」を表現している。
Instagram:@katherinefranken.tokyo
岡部亜峰/Amineh Okabe
神奈川県出身 フランスと日本のハーフのアーティスト
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻
人間の感情をテーマに、特に目から読み取れる感情を中心に、自分の感情も乗せながら作品を制作。
無機質な筋肉の動きが生み出す感情の表現を研究し、見る人の深い感情を呼び起こせるような絵を描くことを目標とし表現している。
Instagram:@amineh_aho
【開催概要】
タイトル:未来予想図
会期:2024年12月14日(土)~2025年1月13日(月)
会場:tHE GALLERY OMOTESANDO(東京都渋谷区神宮前5-16-13 SIX HARAJUKU TERRACE)
時間:12:00~19:00
休廊日:月・火曜日 *1月13日(月)は祝日のため開廊
*年末年始の営業に関して
12月29日~1月8日の期間はギャラリー休廊となります