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日本での大規模な展示は20年ぶり! アンリ・マティスの大回顧展が8月20日まで開催

2023.05.16

純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダンアートの誕生に決定的な役割を果たしたマティスの大回顧展が東京都美術館にて、8月20日(日)まで開催。

84歳で亡くなるまでの生涯を感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げたマティス。彼が残した仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けている。

世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展となる。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿る。

 

アンリ・マティス 《豪奢、静寂、逸楽》 1904年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス《マグノリアのある静物》 1941年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《イカロス(版画シリーズ〈ジャズ〉より)》 1947年 ポショワール/アルシュ・ヴェラン紙 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

 

【開催概要】

タイトル:マティス展

会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)

休室日:月曜日、7月18日(火)  ※ただし、5月1日(月)、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開室

開室時間:9:30~17:30、金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで

会場:東京都美術館 企画展示室

観覧料: 一般 2,200円/大学生・専門学校生 1,300円/65歳以上 1,500円  ※日時指定予約制(当日券もあります。ただし数量限定につき、ご来場時に予定枚数が終了している場合があります。)

公式サイト:https://matisse2023.exhibit.jp/

お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

展覧会公式twitter;@matisse2023