NEWS

HOME > NEWS > 歌舞伎町「王城ビル」にて開催中! ゴダール展で感情・表徴・情念を辿るインスタレーション体験を

歌舞伎町「王城ビル」にて開催中! ゴダール展で感情・表徴・情念を辿るインスタレーション体験を

2025.07.17

ジャン=リュック・ゴダール《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展(※以下ゴダール展)が、新宿・歌舞伎町「王城ビル」にて8月31日まで開催。

本展は、歌舞伎町「王城ビル」のフロアを多層的に使った全5章から成る映像インスタレーション構成されている。スイス、ドイツ、フランスなど各国で開催してきた関連展示のうち、最大級の展示規模となる。


■各章のテーマ

第1章「リメイク」(2F手前)
映画における「リメイク」という概念がテーマとなっている空間。何枚も重ねられた布の間を、来場者が回遊するように往来できる。

第2章「サン・ペテルスブルグの夜話」(2F奥)
戦争をテーマにした章。床に置かれたテレビの数々は「墓」をイメージしており、戦争に関する映像が流される。建物の壁も作品の一部となっている。

第3章「線路の間の花々は旅の迷い風に揺れて」(3F)
映画と列車の関係性がテーマ。初めて列車を見て興奮する少女の映像などが映し出される。この部屋は自然光が多く、来場者がゆっくり鑑賞できるようソファを設置している。

第4章「法の精神」(4F)
モンテスキューの『法の精神』をテーマにした章。6〜7台のプロジェクターと複数の布が使われており、その布が揺れることで法や社会の揺らぎを表現している。

最終章「中央地帯」(4F)
「幸福なアラビア」をテーマにした幻想的な雰囲気のインスタレーション。展示の最後には、ダンスシーンやエンドロールを模した、映画の終わりをテーマとした映像が流れる。ジャン・ギャバンとダニエル・ダリューの映画シーンなどで、別れやゴダールへのオマージュを表現。


■オリジナルグッズについて
5本の指で形作られる手、そこから生まれる手仕事を大切にしたゴダール。映画『イメージの本』のビジュアルをモチーフにしたTシャツ、トートバッグ、ステッカーセット、マグカップ、マルチトレイ、ポストカードなどのオリジナルグッズは展示会場、下記のオンラインストア、その他下記のフェア実施店舗で一部を販売します。
オンラインストア|https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733


■「ゴダール展」関連フェア実施店舗
・銀座 蔦屋書店/代官山 蔦屋書店/京都 蔦屋書店:7月4日(金)~
・TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷サクラステージ:7月12日(土)~
・六本木 蔦屋書店:7月15日(火)~
※各店舗での展開内容・終了日は異なります。詳細は各店舗HPをご確認ください。

 

【開催概要】

タイトル:ジャン=リュック・ゴダール《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展

会期:2025年7月4日(金)~8月31日(日)

会場:王城ビル(新宿区歌舞伎町1-13-2)

チケット料金:一般2,200円(税込)

公式サイト|https://godardtokyo.com/

公式X|https://x.com/godardtokyo

公式Instagramhttps://www.instagram.com/godardtokyo