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両面宿儺像が日本橋で初展示! 江戸時代の山林修行僧で前衛的彫刻家の円空の展覧会が3月30日まで開催

2025.02.04

江戸時代の山林修行僧、円空。江戸時代前期に愛知、岐阜を中心に関東、北陸、さらに北海道までを巡り、各地に木肌とノミ痕を活かした現代彫刻にも通ずる独特の神仏像、いわゆる「円空仏」を多数のこした。現存するその数は約5000余体ともいわれている。

晩年を飛騨(岐阜県)で過ごし、千光寺をはじめ近隣地区で多くの像を制作。今回、日本橋で初めて展示されるのが「両面宿儺像」だ。「両面宿儺りょうめんすくな 」の名は、近年人気漫画への登場によって広く知られるようになったが、その原点は、江戸時代の山林修行僧であり、前衛的な彫刻家として知られる円空の両面宿儺像(千光寺)にある。

本展では、飛騨地方に残されたものを中心に、魂を込めた円空仏を多数展示する。

柿本人麻呂坐像 東山神明神社  画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives

十一面観音菩薩立像 村上神社

薬師如来立像 薬師堂

【開催概要】

タイトル:魂を込めた円空仏ー飛騨・千光寺を中心にして-

会期:2025年2月1日(土) ~ 3月30日(日)

会場:三井記念美術館 (東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階)

入場料:一般 1,500(1,300)円 / 大学・高校生 1,000(900)円 / 中学生以下 無料
※70歳以上の方は1,200円(要証明)。
※20名様以上の団体の方は( )内割引料金となります。
※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券のご提示で、2回目以降は( )内割引料金となります。
※障害者手帳をご呈示いただいた方、およびその介護者1名は無料です(ミライロIDも可)。

【入場チケットプレゼント】
本展の入場チケットを5組10名様にプレゼント!
件名に「円空仏チケット希望」とご記入の上、下記のアドレスまでメールにてお申し込みください。締め切りは2月23日 0時です。当選された方にはメールにてご連絡差し上げます。
contact@atelier506.jp