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スマートフォンに指で描くクリエイターCOIN PARKING DELIVERYの個展が中目黒MDPギャラリーにて開催

2020.07.14

2020年7月17日より、クリエイターCOIN PARKING DELIVERYの個展「eNrOll」が中目黒のMDP GALLERYにて開催される。

本展のキュレーションを手掛けるのは編集者/アーティストの米原康正。COIN PARKING DELIVERYは2018年に活動を始め、写真やドローイングで作品を制作するほか、ウォールアートなどのパブリックな表現を中心に活動するアーティスト。この時代ならではの疑問や理想をスマートフォンに指で描き作品制作をスタートし、今では造形、ドローイング、空間デザイン、海外ブランドの店舗内装のアートディレクションや海外のパブリックスペースの外壁などを多岐にわたり手掛ける。

「eNrOll」展によせて
実は僕は彼の正体を知っている。最初どんな人間がこの作品を作ってるんだろ、って思ったけど、友達から紹介されたその正体と今回の作品はリンクしてしまったのだ。
COIN PARKING DELIVERY。
これ以外にも彼はいろんな名前を持っていて、その名前の数だけそのタッチの数もある。
普通なら分裂してしまいそうなその活動なんだけど、
不思議なことに彼の正体と、その作品たちは奇妙にも全てリンクしてしまう。
もしかしたら彼の正体とは作品たちの方で、彼はその作品たちが協力しあって作り出した創造物なのかもしれない。
COIN PARKING DELIVERY。
草むらにたたずむ、一匹のモンスター。
作品の中に隠された意識の断片。
彼の正体だけど、彼の全てではない。

米原康正

【プロフィール】

COIN PARKING DELIVERY/コインパーキングデリバリー

Photography by 米原康正

1997年、栃木県生まれ。
電車の移動時間が無駄な時間だと思い手元にあったスマートフォンを使い、指で絵を描きだしたことによって2018年にクリエーション活動をスタート。携帯という今の必須アイテムを使い、今というこの時代ならではの疑問や理想を作品として制作し、今ではデータのみならず造形、空間、ドローイング、海外ブランドの店舗内装アートディレクションや海外のパブリックスペースの外壁など幅広く活動している。

Instagram

【キュレーター】

米原康正/Yasumasa Yonehara

編集者、アーティスト。
東京ストリートな女子文化から影響を受けたその作品は、雑誌などメディアの形をして表現されることが多く、90年代以降の女子アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。現在若手アーティストたちのキュレーション活動も精力的に行い、2019年から+DA.YO.NE. というブランドを立ち上げ積極的にコラボを展開し始めている。コロナ禍の中で自分の出来ることを考え、カルチャーを次世代に伝えようと、オンラインサロンも発足させた。

【開催概要】

タイトル:COIN PARKING DELIVERY 個展「eNrOll(エンロール)」

会期:2020年7月17日(金)~ 8月1日(土) ※日・月・祝日休廊

開廊時間:11:00~19:00 ※最終日は18:00まで

会場:MDP GALLERY(東京都目黒区青葉台1-14-18 1F)