過去最大規模の「横尾忠則展」が、スケールアップして東京都現代美術館にて開催
2021.06.15
1960年代からつねに第一線で活躍し、日本を、そして世界を魅了し続けてきた、アート界のレジェンド、横尾忠則。その横尾の、60 年以上にわたる創造の全貌を目の当たりにすることかできる集大成の展覧会が実現する。愛知県美術館で開催され、過去最大規模の横尾展として話題を呼んだ「GENKYO 横尾忠則」展が、東京ではさらにスケールアッフ。
横尾自身の総監修により、構成を根本的に見直すとともに、去年から今年にかけて描かれた新作を含めて、200点以上の作品が新たに加わり、500 点以上の作品が出品される。横尾はすべての人間の魂のふるさと「原郷」から汲み上げた、豊かで奔放なイメージの世界「幻境」を、数多の独創的な絵画に描き出してきた。横尾芸術のダイナミックな展開を、心うちふるえるまでに体感することができる、まさに画期的な展覧会となるだろう。
<横尾忠則 プロフィール>
1936 年、兵庫県西脇市生まれ。高校卒業後、神戸でデザイナーとしての活動を始め、1960 年に上京、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして脚光を浴びる。その後、1980 年 にニューヨーク近代美術館で大規模なピカソ展を見たことを契機に、画家としての本格的な活動を開始。様々な手法と様式を駆使して森羅万象に及ぶ多様なテーマを描いた絵画作品を生み出し、国際的にも高く評価される。2000 年代以降、国内の国公立美術館での個展のほか、 パリのカルティエ現代美術財団(2006)をはじめ、海外での発表も数多く行われている。 2012 年に横尾忠則現代美術館(兵庫県神戸市)、2013 年に豊島横尾館(香川県豊島)開館。
【東京展 開催概要】
タイトル:GENKYO 横尾忠則[原郷から幻境へ、そして現況は?]
会 期:2021年7月17日(土)~10月17日(日)
会 場 : 東京都現代美術館 企画展示室 1F/3F (東京都江東区三好 4-1-1)
休 館 日 : 月曜日 (8/9、9/20 は開館)、8/10、9/21
開館時間 : 10:00〜18:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)
展覧会特設サイト : https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/
美術館ウェブサイト : https://www.mot-art-museum.jp/
展覧会公式 Twitter : @GENKYO_Yokooten
お 問 い 合 わ せ : 050-5541-8600( ハローダイヤル/9:00-20:00 年中無休)
※開催内容は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
★同時期には横尾忠則の人物像や作品を紹介するその他展覧会も開催されます。 「YOKOO LIFE 横尾忠則の生活」
主催:ほぼ日
会期:2021 年 7 月 17 日(土)〜8 月 22 日(日)
入場料:450 円
会場:ほぼ日曜日(渋谷 PARCO8階)
内容:ほぼ日の人気連載「YOKOO LIFE」をベースに、横尾忠則さんの魅力あふれる人物像に近づく展覧会。