夢の中にいるように実態のない時代に何をどう表現するのか。グループ展「白昼夢」が阪急メンズ東京 7F「+DA.YO.NE.GALLERY」にて7月4日（水）より開催
2023.06.28
有楽町の阪急メンズ東京 7F で展開する「+DA.YO.NE.GALLERY 」てにて、 7 月 5 日（水）より group exhibition「白日夢」が開催する。
7 月 9 日(日) には、誰でも入場できる作家も参加するオープニングレセプションを開催。
アートとはその時代を映し出す鏡だ。
ブームや事件やさまざまな出来事がありそれに伴う社会に漂ういろいろな感情を、アーテ ィストが自分の解釈で表現する、がアートだというのが僕の持論です。 だけどそれはコロナの代わりにインフルエンザが流行ったからインフルエンザを描けって ことじゃない。
僕がアーティストに求めることは その時代の文脈で自分自身の時代を表現して欲しいってことなんだよね。
今という時代からどんな情報受け取って、それをどんな風に表現するのか? が重要ってこと。
今、時代はまるで夢の中にいるように実態がない。
何が本当で何がそうでないのか?
僕らは「白日夢」の中を生きているかのようだ。と、僕は思う。
そんなテーマを５人のアーティストに投げかけてみた。
「白日夢」からの脱出でも
「白日夢」での快楽でも、
その解釈はアーティストたちに委ねた。
その解釈を鑑賞することで 自分たちの「白日夢」がより現実になる、
そんなグループ展を企画してみました。
キュレーター 米原康正
■白昼夢参加アーティスト
PACCAT
現代美術家。東京在住。自由な素材・技法選びと様々な暗喩に満ちたコンセプチュアルな表 現が特徴。音楽アーティストの経験も活かし、映像作品においては楽曲制作も手掛ける。
https://www.instagram.com/pac___cat/
RINKAFOG
2001 年生まれ。 一つの作品にアクリルやクレヨン、様々な性質の画材を用いて制作する。エクスペリメンタ ルな表現や退廃的なものからインスピレーションを受け、それらを日々の思考と感情に共 有させ作品に落とし込む。
https://www.instagram.com/rinkafog/
夏目らん
誰もが抱えている、普段見せない痛みや言葉には出来ない内側を可視化する。
https://www.instagram.com/ranranru168/
成瀬ノンノウ
腐女子の現代美術家。BL は美術になりうるか?を課題に近年は日本画材などを使用し、男 性を描いた平面作品を制作。関東中心に発表している。
https://www.instagram.com/narusenonnow/
ミヤタナナ
生き抜く少女達を描いています。
https://www.instagram.com/nana_miyata_7/
Curator : 米原 康正 / YASUMASA YONEHARA
東京ストリートな女子文化から影響を受けたその作品は、雑誌などメディアの形をして表 現されることが多く、90 年代以降の女子アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。 編集者、アーティスト、DJ などさまざまな顔を持つが、現在最も力を入れているのはキュ レーションで、多くのギャラリーと組んで様々なアーティストの展覧会を企画開催。台北、 北京で日本の若手アーティストのグループ展「GIRLS WAVE」を開催し、2023 年 4 月には 有楽町阪急に当ギャラリーをオープン、7 月には原宿とんちゃん通りに The Gallery HARAJUKU、秋には表参道に The Gallery OMOTESANDO をオープンする。時代の空気 感を街中のカルチャーを用いて表現する、稀有な存在である。
Instagram https://www.instagram.com/yone69harajuku
Twitter https://twitter.com/yone69harajuku
note https://note.com/yone_cul_lab
WEBSITE https://www.plus-dayone.com/
【開催概要】
タイトル：白昼夢
会期：2023 年 7 月 5 日(水)~8 月 3 日(木)、7 月 9 日(日) 16:00~作家も参加するオープニングレセプションを開催
会場：+DA.YO.NE. GALLERY 東京都千代田区有楽町2丁目5−1 阪急メンズ東京 7F 入場無料
開場時間：12:00-20:00(月~金) 11:00~20:00(土・日・祝)