「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開催にあたり描き下ろしキービジュアルが公開
2018.06.21
展覧会キービジュアル 東京会場
©荒木飛呂彦＆LUCKY LAND COMMUNICATIONS／集英社
国立新美術館で2018年8月24日より10月1日まで開催される 、漫画家・荒木飛呂彦の展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 」。2018年6月21日に開催された記者発表会で11月25日からの大阪開催も発表され、それに伴い、荒木飛呂彦による描き下ろしキービジュアルが公開された。
空条承太郎が富士山の前でジョジョ立ちしている東京会場のビジュアルと、ディオが描かれた大阪のビジュアルは、風神雷神図屛風のような2枚で一組となるもの。描かれたキャラクター2人の善と悪の対称性や、富士山の鋭利なシルエットと月の丸いシルエット、昼夜の対比や色遣い、ポーズの裏に秘められた様々なオマージュ等、様々な思いが込められているという。また荒木飛呂彦はこの展覧会について「印刷とは異なった、描かれた絵としての発想や考え方が、展覧会を観てくれる方々の未来のお役に立てたら」と語った。
国立の美術館として、漫画家の個展は初の開催となり、サブカルチャーとしての漫画からさらに進化した、漫画の新たな切り口・新たな魅力を再発見できる展覧会となる。
見どころとしては荒木飛呂彦がこの展覧会のために描き下ろした12枚の新作原画。2m程の大型のものとなり、実物大のキャラクター達が描かれており、彼らが同じ空間に存在するかのように楽しめる。また音声ガイドにも荒木飛呂彦本人による作品解説が収録されている。
展覧会キービジュアル 大阪会場
©荒木飛呂彦＆LUCKY LAND COMMUNICATIONS／集英社
【開催概要】
タイトル：荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋
会期：2018年8月24日（金）～2018年10月1日（月） ※プレビューデイ：2018年8月22日（水）、8月23日（木）
休館日：毎週火曜日
開館時間：10:00～18:00（毎週金・土曜日は21:00まで） ※最終入場は閉館の30分前まで
会場：国立新美術館 企画展示室2E（東京都港区六本木7-22-2）