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田口行弘 個展が4月21日(土)より無人島プロダクションで開催

2018.04.17

Pokepoke / video, 2017 / 田口行弘/ (c) Yukihiro Taguchi / Courtesy of the artist and MUJIN-TO Production

ベルリンを拠点に世界各地で精力的に制作を行う現代美術家、田口行弘が、無人島プロダクションでは約5年ぶりとなる個展、「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together」を開催する。

本展は居住地であるベルリンの空き地に廃材などを使って自分で家を建て生活を営んだ約2年に渡る実験的なプロジェクト「Discuvry」を原点とし、そこから派生した近年の作品群、そして2016年から始めた現在進行形の香港でのプロジェクトで構成。

タイトルである「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. – “早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいなら一緒に行け”」は、田口が2013年から継続的にプロジェクトを行っているケニアのナイロビで地元のアーティストから教わった言葉だそうで、それはちょうど「Discuvry」で自分の家の周辺に暮らす他者と関わりながらプロジェクトを行っていた田口の体験にぴたりと当てはまったと言う。

田口が作品制作や展覧会に行く先々で街や人を観察し、その中で出会った素材は、火、土、植物、布や廃棄物など、人の日常の営みに深く関わっているものという共通項があり、それらを自在に動かしながら映像を作り上げ、その制作の場となるのは主として路上や広場など開かれた公共の場所であり、その制作プロセスの段階で偶然出会った人々とのコミュニケーションや共同作業もが作品に次々に組み込まれていき、作家個人の表現に多様な価値観や境界がまざりあって作品ができあがっていったそうだ。

本展では、会場を大きくふたつに分け、片方はケニア、ニュージーランド、ドイツで制作した映像作品のスクリーニングスペース、もう片方には、ドローイング、映像、そして会期中も拡大し続ける織りのインスタレーション作品とで展示を構成されている。

また会期の最初の約一週間は作家が会場に滞在しワークショップ「Let’s Weave!」を開催。このワークショップで作ったパーツは、本展終了後に香港のCentre for Heritage Arts & Textile (CHAT)へと会場を移し、さらに大きなインスタレーションに展開していく予定だ。

Patch Pass / video, 2016 / 田口行弘 / (c) Yukihiro Taguchi / Courtesy of the artist and MUJIN-TO Production

【開催概要】

タイトル:田口行弘展 「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together」

会期:2018年4月21日〜5月27日

会場:無人島プロダクション

Opening reception:2018年4月21日(土)18:00-20:00