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【終了】篠塚聖哉の個展”Buffer”がアンドーギャラリーで開催

2018.01.30

Red Cord 2017 Oil on canvas 100×80.3cm

 

篠塚は、2016年に故郷の熊本で起きた地震をきっかけに、絵画の特性について考えるようになったと言う。ピカソの「ゲルニカ」、ゴヤの「マドリード、1808年5月3日」など、後世に伝えるべき多くの絵画が残っているように、目を背けたくなる映像や歴史上の出来事も、絵画の特性を活かせば多くの人に語り継ぐことができるのではないかと。篠塚はこれまで自身の体験や記憶をもとに、故郷の風景や、石、木などをモチーフとした半抽象的な絵画を描いてきたが、今回の作品は私体験の再現ではなく、歴史上のある出来事を描いている。ただし事実をそのまま示すのではなく、牛や肉など、その出来事を浮かび上がらせる周辺のものをモチーフとしている。写真などを参考にして描いた牛や肉は、以前と違って具体的に描かれており、牛なら牛と誰から見てもはっきりと分かるよう表現されている。

今回の展覧会タイトル「Buffer」には、衝撃などをやわらげる、緩和するという意味がある。篠塚は今、後世に伝えていくべき出来事や、人間が決して忘れてはならないことを、絵画を緩衝材にすることによって、語り継いでいきたいと考えている。2年ぶりの発表となる本展では、新作絵画12点余りを展示する。

【プロフィール】

篠塚聖哉/Seiya Shinotsuka

篠塚聖哉は1970年熊本県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。主な展覧会に2006年「MOTアニュアル2006 No Border「日本画」から/「日本画」へ」(東京都現代美術館)、2008年「ピクニックあるいは回遊」(熊本市現代美術館)、2014年「草原」(つなぎ美術館)などがある。

【開催概要】

タイトル:篠塚聖哉 “Buffer”

会期:2018年2月20日(火)~4月14日(土)11:00~19:00 ※日・月・祝日休

会場:アンドーギャラリー(東京都江東区平野3-3-6)

【オープニングレセプション】

日時:2月20日(火)18:00~20:00

会場:アンドーギャラリー(東京都江東区平野3-3-6)